サーキュレーターと扇風機の違いは？涼しいのはどっち？電気代についても解説

暑い時期に特に活躍する扇風機。扇風機とよく似た形で、サーキュレーターというものがありますが、どのような違いがあり、どちらの方が涼しいのでしょうか。

詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね！

サーキュレーターと扇風機の違いとは？どちらが涼しい？

扇風機と形がよく似ている「サーキュレーター」。扇風機とはどのような点が異なるのでしょうか。

サーキュレーターと扇風機の大きな違いは、以下です。

サーキュレーターと扇風機は、使用目的が異なります。

サーキュレーターは、空気を循環させるための家電製品です。人に直接的に風をあてません。部屋の温度を均一にしたいとき、部屋干ししている洗濯物を早く乾かしたい時などにおすすめです。

扇風機は、スイッチを入れるだけで、涼むための風を感じることができます。人に直接風をあてるので、入浴後や帰宅後すぐに涼みたいときにも便利ですよね。

サーキュレーターと扇風機は、見た目は似ているものの、機能性や風の流れも大きく異なります。

	機能性	風の流れ
サーキュレーター	エアコンと併用することで、空気を循環させて部屋の温度を均一にする	狭い範囲に長く直線的に流れる
扇風機	複数人でも、広範囲で風を届けることができる	広範囲に短く届くように流れる

サーキュレーターは、室内の空気を循環させるために使うアイテムなので、単体ではなく、エアコンと組み合わせて使うことでより、室内の空気や温度を充実させることができるでしょう。

サーキュレーターと扇風機の電気代のコストは大きくは変わりません。最大運転時の消費電力が21W、だとすると、0.5円程度になります。

ここまで、サーキュレーターと扇風機の違いについて紹介してきました。違いをふまえて、それぞれのおすすめの人を以下の表で解説します。

	おすすめの人
サーキュレーター	エアコンを普段から使うエアコンの電気代を節約したい部屋干しした洗濯物を乾かしたい
扇風機	エアコンでは体の冷えが気になるすぐに涼めるものを探している

サーキュレーターは空気を循環させるためのものなので、エアコンを普段から使う方におすすめです。

サーキュレーターとエアコンと併用することで、部屋の温度が保てるので、温度調節の必要がなくなり、電気代の節約にも繋がるでしょう。設定温度が1度変わると消費電力が変わるため、電気代も変わってくるのです。

扇風機は、エアコンでは体の冷えが気になるという方や、涼しさを重視したい方におすすめです。広範囲で風が届くので、スイッチを入れるだけで、すぐに涼めるのが魅力だといえるでしょう。