本やUdemy、Progateなどを用いてPythonやhtml、cssの学習過程を残していきます。

【Python入門】round関数の使い方を理解する

round関数

Pythonの組み込み関数である、round()を使って整数型や少数型を四捨五入(丸める)する方法を理解していきます。

他組み込み関数が気になるという方は【Python入門編】組み込み関数の使い方メモを読んでみてください。

round()について

round関数は組み込み関数として、Pythonに標準で組み込まれています。

round(number[, ndigits])

number の小数部を ndigists 桁に丸めた値を返します。ndigits が省略されたり、None だった場合、入力値に最も近い整数を返します。

https://docs.python.org/ja/3/library/functions.html?highlight=round#round

round(数字(,桁))とする事で、数字を◯桁目で四捨五入させる事ができます。

round()を実際に使ってみる

まずはfloat型を桁指定なしで丸めて見ます。

fl = 987.5432
print(type(fl))
>>> <class 'float'> 

print(round(fl))
>>>988

987.5432をroundした結果、988が返ってきました。

次は桁指定をしてみます。

# 少数点第3位
print(round(fl,2))
>>> 987.54

# 少数点第2位
print(round(fl,1))
>>> 987.5

# 1の位を四捨五入
print(round(fl,-1))
>>> 990.0

マイナスで桁数を指定することも可能で、-1で1の位、-2で10の位を四捨五入します。

round()を使う上で気を付ける事

まずは下を見てください。

fl1 = 5.5
fl2 = 6.5

print(round(fl1))
>>> 6
print(round(fl2))
>>> 6

何かおかしい。。。

5.5も6.5もround()を使って6となってしまいました。

これは、小数点の部分がちょうど”5″になった時発生します。

どうなっているかと言うと、その不動小数点に一番近い偶数の値が返ってくる様になっています。

例えば、1.5の場合は近い整数は”1″と”2″がありますが、偶数である2が結果として返って来るのです。

負の値でも一緒で、-2.5は-2が返ってきます。

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