本やUdemy、Progateなどを用いてPythonやhtml、cssの学習過程を残していきます。

【金持ち父さん貧乏父さんを超簡単に要約】この6つを抑えれば金持ちになれる!?

金持ち父さん貧乏父さん

みなさんは、この「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだことがありますか?

僕は、つい最近はじめて読みました。

内容を忘れてしまった時、また読み返すのはめんどくさいので要約しておきます。

この本に出会ったきっかけは、胡散臭いネットワーク形のお兄さんにおすすめされたのですが、おすすめをしてきた彼に内容を聞いてみると、ちゃんと読んでいなさそうな反応だったので、自分で購入して読むことに。

本書は「挑戦・学習することで自分の頭を鍛えて、自分のビジネスを作りなさい。」「会計学を学んで、ちゃんと節税しなさい」と言っている様に僕には思えました。

日本では300万部、世界3,000万部を突破している本書が、日本ではネットワークビジネスの勧誘の為に使われているというのは残念ではありますが、
入り口はどうであれ、この本に出会えたことには感謝しています。


著者ロバート・キヨサキとは

ロバート・キヨサキ

「金持ち父さん貧乏父さん」は著者である、ロバート・キヨサキの2人の父の内「金持ち父さん」の方が教えてくれた事を、キヨサキが実際の経験をもとに役に立つ教訓として落とし込んだ全6項目からなるビジネス書となっています。

ロバート・キヨサキは実在する人物で、不動産と株式投資を題材にした「キャッシュフローゲーム」の開発でも有名。

本書では、不動産への投資について多く取り上げられていますが、他にも油田や金銀、鉱山、新エネルギーなどに投資している、僕からすると金持ち投資家ですね。

書籍も精力的に出版されており、

  • シャロン・レクター共著、白根美保子訳『金持ち父さん貧乏父さん』筑摩書房、2000年/〔改訂版〕筑摩書房、2013年
  • シャロン・レクター共著、白根美保子訳『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』筑摩書房、2001年/〔改訂版〕筑摩書房、2013年
  • シャロン・レクター共著、白根美保子訳『金持ち父さんの投資ガイド〔入門編〕――投資力をつける16のレッスン』筑摩書房、2002年/〔改訂版〕筑摩書房、2014年
  • シャロン・レクター共著、白根美保子訳『金持ち父さんの投資ガイド〔上級編〕――起業家精神から富が生まれる』筑摩書房、2002年/〔改訂版〕筑摩書房、2014
  • シャロン・レクター共著、ネットワーククリエーション訳『金持ち父さんのビジネススクール――ネットワークビジネスから学ぶ8つの価値』マイクロマガジン社、2002年
  • シャロン・レクター共著、白根美保子訳『金持ち父さんの子供はみんな天才――親だからできるお金の教育』筑摩書房、2002年/〔改訂版〕筑摩書房、2014年 など…

計20冊以上出版されています。

その第一版となったのが、「金持ち父さん貧乏父さん」です。

「金持ち父さん貧乏父さん」を超簡単に要約

本書は以下6項目の教えの書

教えの書

・第一の教え:金持ちはお金の為には働かない

・第二の教え:お金の流れの読み方を学ぶ

・第三の教え:自分のビジネスをもつ

・第四の教え:会社を作ってビジネスをもつ

・第五の教え:金持ちはお金を作り出す

・第六の教え:お金のためでなく、学ぶ為に働く

と3項目の実戦の書から構成されています。

実戦の書

・実戦その一:まず五つの障害を乗り越えよう

・実戦その二:スタートをきるための十のステップ

・実戦その三:具体的な行動を始めるためのヒント

この本に何が書いてあったか超簡単にまとめると、「自分でビジネス持とうよ!投資しようよ!お金が回り出したら会社作って節税しようよ!」ってことです。

ロバート・キヨサキ氏の経歴を見ると、本書の内容に納得できます。

では、各書毎にもう少し詳しく掘り下げてみます。

そもそも金持ち父さんと、貧乏父さんとは?

読む前、キヨサキ氏に実父と義理のお父さんがいるのかと思っていたのですが、実際は違います。

幼い頃の友人、マイクの父親が「金持ち父さん」でハイスクールすら卒業していません。対して、 良い大学をいくつもハシゴして出ているキヨサキ氏の実父が「貧乏父さん」です。

なぜ、高い学歴の父さんが「貧乏父さん」になり、マイクの父親が「金持ち父さん」となったのか。

本書を読み進めて行けば、理由がわかってきます。

「金持ち父さん貧乏父さん」 教えの書を要約

人間はみな、以下2つの感情によって動かされています。

一つ目は、お金が無くなったらどうしようという恐怖。

もう一方は、お金を手にするとあれが欲しいとか、もっと裕福になりたいとかなどの欲望の感情です。

この2つの感情によって、毎朝起きて、会社に行って仕事して、生活費を払うルーティーンを送ってしまいます。

この状態をネズミが同じ場所で回し車をひたすら回し続ける様を揶揄して「ラットレース」と呼んでいます。

このラットレースから抜出す方法は、自分の会社を作ってビジネスを展開していく事のみ!

本書ではビジネスとして、不動産への投資が挙げられていますが、僕は正直なんでもいいと思ってます。

日本円ではなく、他の形で自分を裕福にしてくれる何かと定義していますが、まだ何かはわかっていません。

それはこのブログでも良いですし、もちろん株や仮想通貨への投資でもいいと思うんです。

ただちゃんとリサーチして本当にそれに価値があるものなのか自分に落とし込んで、その分野に対する専門性を有する事が最も大切ではないかと。

本書でも、強力な資産は「頭だ」と言っています。

頭を鍛えないと。。。

で、自分のビジネスができて、資産が収入を生み出したら会社を作る。

この本を読んで自分の給料明細を見てみましたが、実に1/4が保険やら税金やらで抜けていってし待っていました。

会社を作ることで、課税される前のお金で支出し、支出後の余った資本に課税させます。

  • 例えば、課税前のお金で不動産を購入します。
  • その不動産の入居者が毎月家賃を払います。
  • 家賃収入でまた新しい不動産を買います。

という感じで、金持ちは資産を増やし、お金に働いてもらうシステムを作るのだとか。

この様にお金を回すことで課税されるお金を減らすことが出来る様です。

この本を読んでいると、上記フローが簡単にできる様な気になるのが怖いのですが、資産を構築する本当の金持ちになるには、ファイナンシャル・インテリジェンスを鍛えてベースを作っておく必要があるのです!

ファイナンシャル・インテリジェンスとは?

会計力:ファイナンシャルリテラシー。数字を読む力。

投資力:お金を作り出す科学

市場の理解力:需要と供給の科学である事を理解する。

法律力:会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に精通している事。

ここまで読むと、やる気が出ちゃって変な勧誘とか受けちゃいそうになる気持ちになるのがわかります。

現に僕も、やる気が出てしまいほとんど感情に任せてこの要約を作成していました。(ほとんど書き直しましたが。)

しかし、第六の教えを読んでしっかりと自律することが大切だとわかります。

この章は「お金の為でなく、学ぶ為に働く」です。

広く浅く学ぶか、専門的に突き詰めて学ぶかどちらでも良いのですが、「どれだけ稼げるか」ではなく「何を学べるか」で仕事を探すことが大切であると書かれています。

今の仕事をすることで、何を学び何を得られて将来自分にどうなって帰ってくるのか意識して働く、または職を探すことが大切です。

キヨサキ氏の経歴は以下の通りです。

ハイスクール卒業後、ニューヨークの米国商船大学校へ進学。卒業後に海兵隊に入隊し、士官、ヘリコプターパイロットとしてベトナム戦争に出征した。帰還後、ビジネスの世界に乗り出し、1977年ナイロンベルクロを使ったサーファー用の財布を考案し会社を設立。その後いくつか会社を起こしたが1994年に47歳でビジネス界から引退し、「金持ち父さん(後述)」から学んだ教えを広めるため、ボードゲーム『キャッシュフロー101』、『キャッシュフロー202』を考案。

wikipediaより引用

キヨサキ氏は大学ではビジネスのやり方を学ぶ為に、学友の大半はヨーロッパへいくのに対し、今後ビジネスの中心になるであろうアジア圏行きの商船へ同乗し、文化やビジネスを一生懸命勉強しました。

さらにはリーダシップを学ぶ為に海兵隊に入隊し、セールスを学ぶ為にゼロックスへ入社しています。

ゼロックスでは売り上げトップファイブの成績を打ち立てこれから昇進という時期に辞め、30手前で1つめの会社を起業。

学ぶ事に対して、非常に真摯に向き合ってきた方だと思います。

そんな方でも10才の頃に金持ち父さんから教訓を教えてもらいはじめて、30手前まで猛勉強。コツコツ資産を作りながら、やっと起業をしています。

そんな簡単にお金持ちにはなれないよって事ですね!

「金持ち父さん貧乏父さん」実戦の書を要約

実戦の書では、教えの書を元にキヨサキ氏が何を行い、資産を増やしていったのかが書かれています。

P.262の一文が最もキヨサキ氏が読者に伝えたいことではないかと思い、抜粋します。

いますぐ行動をしよう!

あなたは二つの貴重な贈り物を手にしている。

それは頭と時間だ。その二つを使って何をするかは完全にあなたの自由だ。お金を手にするたびに思い出して欲しい、あなたの運命を決定するのはあなた以外の誰でもない事を。

お金を手にしとき、何も考えずにくだらない事にそれを使ってしまうのは「貧乏になる道」を選ぶ事を意味する。ローンで家や車を買って負債を増やす為にそのお金を使うのは、「中流階級への道」を選ぶ事を意味する。お金を自分の頭に投資し、資産の獲得のしかたを学ぼうとする人は、自分の目標、未来の自分の姿として「金持ちになる道」を選んだ人だ。

どの道を選ぶかは他の誰でもない、あなたが決める。

「金持ち父さん貧乏父さん」より引用

実戦の書では、キヨサキ氏にアドバイスを求めてくる人たちを例に何をすればよかったのか、頭の中でケーススタディーができる様になっていました。

しかし、相談者はいずれも以下5つの恐怖心に負け、キヨサキ氏のアドバイスを実行できなかったのです。

  1. 恐怖心(お金を失う事に対する恐怖心)
  2. 臆病風(悪い方にばかり考えて臆病になる)
  3. 怠け心(忙しい事を理由に怠ける)
  4. 悪い習慣(自分への投資を後回しにする悪い習慣)
  5. 傲慢さ(無知を隠す為に傲慢になる)

実行できなかった相談者は今も、ラットレース真っ盛り。

僕は、金持ちになる道を選びたい。そう思いました。

金持ちになるには、

本当に向き合わないといけない問題に向き合いたくないから、忙しさに怠けている僕よ、
とにかく新しい事・興味のある事にはチャレンジしろ!

失敗すればそれは成長の糧となるし、成功すればまた新しい事にチャレンジできるチャンスだ!

チャレンジする為には、自分ができない事を知って、自分の頭・体に投資しろ!

キヨサキ氏はそう僕に伝えてくれました。

「金持ち父さん貧乏父さん」の名言

頭の中の考えがその人の人生を作る

「金持ち父さん貧乏父さん」p.14より

人生につつき回されたときが学ぶチャンス

「金持ち父さん貧乏父さん」p.38より

中流以下の人間はお金の為に働く

金持ちは自分のためにお金を働かせる

「金持ち父さん貧乏父さん」p.42より

学校はお金のために働く方法を学ぶところ

「金持ち父さん貧乏父さん」p.43より

無知が恐怖と欲望を大きくする

「金持ち父さん貧乏父さん」p.60より

幻想にすぎないお金を実体のある「本物」と信じているのは、恐怖と欲望のせいだ。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.67より

柔軟性を持って新しい物を喜んで受け入れ、学び続けるならば、人は変化を乗り越える度にどんどん裕福になっていく。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.74より

金持ちは資産を手に入れる。

中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ

「金持ち父さん貧乏父さん」p.77より

資産は私のポケットにお金を入れてくれる

負債は私のポケットからお金をとっていく

「金持ち父さん貧乏父さん」p.81より

持ち家は資産でも投資でもなく「負債」

「金持ち父さん貧乏父さん」p.91より

ロビン・フッドはヒーローなどではなく、ただの「盗人」だ

「金持ち父さん貧乏父さん」p.113より

学校の外の実社会では、いい成績以外の何かが必要だ。

それを「ガッツ」と呼ぶ人もいれば、「図太さ」「やる気」「大胆さ」「はったり」「ずる賢さ」「世渡りの技術」「粘り強さ」「頭の切れ」などと呼ぶ人もいる。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.130より

個人の才能の開花を邪魔する最大の要因が、過度の「恐怖心」と「自信のなさ」にある

「金持ち父さん貧乏父さん」p.131より

私たちだれもが持っている唯一の強力な「資産」は、私たちの頭だ。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.140より

バラバラになった物を集めて組み立てる方法を学ぶのは重要な事だ。

なぜなら、大きな勝利はそういうところにこそあるからだ。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.158より

投資は「買う」ことではない。「知っている」ことの方が大きな役割をはたす。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.160より

本当の金持ちになるためには、「もらう」だけでなく、「与える」こともできなければならない。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.178より

私の個人的経験からいうと、多くの場合、勝利は敗北の後にやってくる

「金持ち父さん貧乏父さん」p.186より

テキサス人は失敗を葬り去ったりしない。失敗によって意気を奮い立たせる。失敗を受け入れ、それを元気の源に変えるんだ。テキサス人は失敗からエネルギーをもらって勝利者になる。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.188より

批判が人の目を見えなくする一方、分析は人の目を開いてくれる。

分析をする勝者には、批判ばかりをしている人間に見えないものが見え、また、ほとんどの人が見逃してしまうチャンスが目に入る。

「金持ち父さん貧乏父さん」p.196より

「いやだ」という気持ちが成功の鍵を握っている

「金持ち父さん貧乏父さん」p.197より

欲張ることよりも、それに関して罪の意識を持つことの方がよくない

「金持ち父さん貧乏父さん」p.205より

自分にプレッシャーをかけて原動力にする

「金持ち父さん貧乏父さん」p.207より

ある事について自分は知らないと気付いたら、その分野の専門家を探すか、それについての本を見つけるかして自分を教育し始めることが大切だ・

「金持ち父さん貧乏父さん」p.210より

さあ、こんなところでグズグズしていないで、今すぐ行動に移ろう!

「金持ち父さん貧乏父さん」p.252より

反省

金持ち父さん貧乏父さん改訂版 アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・T.キヨサキ ]

振り返ってみると、何かをやらないという選択をするとき、「忙しい」を口実にしていることが多い事に気付きました。

実際は、YouTubeをみたり、スマホでインターネットブラウジングをしたりで1時間くらい使っている日でも。。。

ブログをはじめて、忙しいから週2かいくらいの更新でもいいかなーとか。

僕は、常に怠慢との戦いだ。

「忙しい」ってスゴイ便利な言葉ですもん!

「金持ち父さん貧乏父さん」を読んで、改めてもっと時間を有効に、やりたい事にはハングリーにならないと、と気づかされました。

今の生活になんだか満足できたいない僕には刺激の強い本となりました。

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